さっきまでのような全てを飲み込む闇の中

私は落ちていく

もう

落ちているのか

登っているのかさえも解らないほど

ただ

ひたすらに闇に落ちていく
永久への約束~とわへのやくそく~
第拾九羽「第二の試練」
秋の空
また落下が終わったかと思うと、そこに一つの扉が現れた。
まるで司にはそこには居る以外道はないように、ただその扉だけがある。
そして意を決して司は扉を潜った。
そこには本当に何も無く、ただ自分だけがあるだけだった。

『ここでは寄り代の器を試させてもらうよ』

少女の声が聞こえたと思うと司は元に戻っていた。

「ここは・・・?」

混乱し辺りを見回す司に少女の声が試練の内容お提示する。

『ここでは貴女の判断力を試させてもらうよ』

そう言うと司の目の前に鏡が現れる。
そこには司と竜也たちが写っていた。

『これは幻影なんかじゃないよ、あなたの体は今私が操っているの』

その言葉に信じられない顔をする司。

『今からこの試練のルールを説明するね』

そして言葉をいったん区切り司の目の前に姿を現す少女。

『今からあの体に攻撃命令を出す、貴女はそれを止めれば良いだけ・・・ただし、止められなかった場合貴女の仲間は死ぬ事になる』

そう言い少女は姿を消す。
その瞬間鏡の中の自分が達也に右肩に斬りかかる。

「まさか・・・やめて!!!」

司の叫び。だがその声は届かない。
鏡の中の竜也の顔は驚きに変わり司を見つめている。
自分の体が操られ、もっとも大切な人に攻撃している。

「やめてー!!!お願い・・・やめて・・・」

そう言い鏡を力いっぱい叩く司。
その瞳からは止まる事無く涙が溢れる。
その時司は少女の言葉を思い出す。

『あなたの体は今私が操っているの』

そして暫く考えた後司は先ほどのように剣を出す。

「もしあの体が本物なら・・・私と繋がっているはず・・・私が動けなくなれば体も止まるはず・・・」

そう言い剣を逆手に持ち変える。

「これで死んじゃったら・・・やっぱり終わりなのかな?」

そう言い剣を振り上げる。

「竜君、ゴメンね・・・」

最後にそう言い司は自分の腹部に剣を深々と付き立てる。
その瞬間鏡の中の司も腹部から血を吹き出し倒れる。

『まさかそこまでするとは思わなかったよ』

そう言い少女が姿を現す。
少女は司に自分の持っていた鏡を向け、寝を瞑る。
すると司の姿は消え、そこには少女が何もない場所に向かい鏡を向けるだけだった。


To Be Continue


司が送るフリートークコーナー

・・・・・・・・・・・・

『このオーナーの司会が消えてしまいましたので今回はお休みです。
これからも応援よろしくお願いします』
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