学校へ向け全速力で疾走する二つの影

一つは司もう一つは魁斗である

司は昨日熱を出し

佐鬼の治療により全快しているものの

まだ安静が必要な体

その司が学校へ行くと言い出したのだ

それを止めようと魁斗が一生懸命頑張っていたのだが

司が学校へ行く事になった
永久への約束~とわへのやくそく~
第拾四羽 お姉様と呼ばせて♪
秋の空
司達が学校へついて靴箱で靴を履き替えようとすると司の靴箱に手紙が入っていた。
そこには・・・

『御堂司様へ
本日お昼休みに校舎裏の空き地にて待っています。
何時までも待っています』

・・・・・・・・・・・・・・・

「これってやっぱり・・・」

魁斗がその手紙を覗き込んでみる。

「ラブレターってやつだね・・・」

そう呟く。

「魁ちゃんや竜君にじゃ無いよね・・・?」

司の額には大粒の汗がにじみ出ていた。

キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン・・・

始業のチャイムが鳴ったので考えを中断して教室に走る。
それから昼休み・・・

「此処でいいのかな?」

それから暫くしてそこに一人の女の子が現れる。

「司さんですね?ここに来てくれたって事は了承と取っても良いんですすね?」

一気にそうまくし立ててくる女の子。
その対応に困り何とか事情を聞こうと女の子に話し掛ける。

「え~と、用件も聞いてないのに了承は出来ないな~・・・」

その言葉に我に返った女の子に事情を聞く。

「実は・・・」

「実は?」

言葉が詰まる女の子に鸚鵡返しに聞いてみる。
その言葉に意を決して女の子が言葉を発する。

「はじめて見た時から気になってました。お姉様と呼ばせてください♪」

そう言い飛び込んでくる女の子。
その時、何処からか佐鬼が現れ女の子の顔を鷲掴みにする。

「開祖様に何してるのかな~♪小娘♪」

そう言いながらも手の力をだんだん強めていく。
しかし佐鬼の腕を自然な動きで交わした女の子はにっこりとした笑顔を浮かべて佐鬼を見る。

「私たちの邪魔をしないで下さい♪佐鬼先生♪」

その言葉にいつか出した前鬼の威圧を女の子にぶつける。

「だ・れ・が・だ・れ・の・邪魔するですって?」

顔は笑っているが目が笑っていない佐鬼。

「あの~・・・」

そこに司が声をかける。

「それはそうとキミ・・・名前は?」

司の言葉を聞いて顔を赤くして女の子が自己紹介を始める。

「私は一年A組の神埼沙羅です♪お姉様♪」

その反応に気が食わないのか佐鬼がじと目で司達を見ている。

「ちょっとこっちへいらっしゃい♪小娘♪」

そう言い昨日の司のように女の子を引きずって行く佐鬼。
それを見送る司。

キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン

チャイムの音と共に教室へ向かう司。
その後保健室から女の子の悲鳴が上がったとか上がらなかったとか・・・


To Be Continue


司が送るフリートークコーナー

「はい司です♪」
「お姉様~♪」
「小娘~、まだ懲りてなかったのかしら~♪」
「そんな事で私とお姉様との愛を止める事は出来ません♪」
「あの~・・・」
「「なんですか?」」
「そろそろ始めたいんですけど」
「それじゃあ開祖様、後をよろしくね♪」

ガシ!!!

ずるずるずる・・・

「いや~、お姉様助けて~・・・」
「え・・・え~と、今日も日常でしたね~・・・これからは、ちょっとの間こう言う感じのお話が続くと思いますので・・・」
「それでは次回に~」
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