まだ静けさの残る道を

少女が翔けて行く

少女の名は御堂司

何故彼女が走っているのかと言うと
永久への約束~とわへのやくそく~
第参羽「12神獣」
秋の空
それは数分前
司は朝のランニングへいこうと玄関を出た時だった、急に背後から声をかけられる司。

「司・・・様・・・です・・・ね」

そこには、15、6歳の少年が立っていた。
少年は所々傷つき今にも倒れそうなほど衰弱していた。
そんな少年を家へ入れ司は何故自分の事を知っているのか聞いてみた。
少年は名を魁斗と言い司の問いには答えずに、黙って司に手紙を渡す。
それは陰陽寮の管理人の塁からの手紙だった。
そこには信じられない事が書いてあった。

『お久しぶりです司さん、このような事をあなたに頼むのも気が引けるのですが、それをしのんでお願いします。
先日我が陰陽寮から12神獣の式符が盗まれたのです。
司さんには犯人の捜索と式符の回収をしてもらいたいんです。
そのうちの一匹「金」の属性を持つ「白虎」がそちらの六弦と言う高校に居るらしいんです。
そこへの編入処理も終わっていますので、竜也くんともども勉強にせいを出してください。
Ps魁斗は貴女の付き人に成ってもらいます、よろしくお願いします。』

それを読み終わり司は家を飛び出した。
竜也を巻き込みたくない、その一心で。



そして今司は竜也の家である王龍組の前に来ている。
そして司が呼び鈴に手を伸ばした瞬間・・・

「ワ!!!」
「キャ!!!」

突然後から叫ばれ驚き情けない声を上げる司。
司が声のほうへ振り向くとそこには竜也が立っていた。

「おはよ、司」

竜也の朝の挨拶、素気ないが司にとってはありえなかった日々。

「おはよう、竜君・・・ってそれどころじゃあ・・・」

そこまで言って言葉を止める。
これ以上言うと竜也も巻き込んでしまう、竜也には普通に生きてほしい。
それに、何より、自分が失敗した時竜也にも迷惑がかかる。
そう思ったからである。
そうこうしていると魁斗が追い付いてくる。

「はあ・・・はあ・・・つ・・・司さん・・・早過ぎます・・・」

息も絶え絶えに喋る魁斗。
それを見て気持ちを落ち着けた司は竜也に向き直りに話し掛ける。

「竜君・・・いえ、神凪竜也様、私と契約をしましょう」

司の言葉に竜也は一瞬何を言ったのか解らなかった。

「けい・・・やく?」
「そんな!司さん。貴女は自由になれたんですよ、それを・・・」

そこまで言った魁斗の言葉を司が静止する。

「いいんです、これは私が自分で決めた事だから・・・」

そう言い再度竜也を見る司、その瞳には決意が見られた。
竜也はそんな司の契約を破棄せずに受け入れた。
だが、竜也は知らなかった契約とは何を意味するものなのか、そして、これから何が起こるのか・・・


To Be Continue


司が送るフリートークコーナー

ぱふぱふ ドンドンドン

「どうも司です、今回からは作者の都合によりフリートークです。最初のゲストさんは・・・竜君です」
「どうも、竜也だ、よろしゅう」
「さてと竜君、何か本編の中で聞きたい事はある?」
「そやな?それじゃあ契約って何や?」
「う・・・いきなり確信に付いてくるね・・・でも、それは次回に説明するから今は聞かないで」
「そっか、まあ良いけどな。じゃあ次は、12神獣て何や?これなら言えるやろ」
「えっと、それならいえるかな?それじゃあ、説明どうぞ」

12神獣<じゅうにしんじゅう>
自然界に君臨する12の神獣。
それぞれ、能力(ちから)を持ち、式神よりはるかに強い。
が、その反面使役するためには相当な呪力を必要とする。
中でも代表的なものに4神がよく知られている。
4神とは「白虎」「弦武」「青龍」「朱雀」の4匹である。
それぞれ東西南北を守る聖なる神獣。
4神のほかにも「騰蛇」(トウダ)「六合」(リクゴウ)「勾陳」(コウチン)「貴人」(キジン)「天后」(テンコウ)「大陰」(タイイン)「大裳」(タイモウ)「天空」(テンクウ)などがある。

「ということですね、解った?」
「う~ん、解ったんだが、呪力が足りない奴が使うとどうなるんだ?召喚できないのか?」
「いえ、召喚自体には呪力は使わなんだけど・・・召喚した後に呪力が無かったら術士は自滅しちゃいます」
「・・・そうか・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「それでは、また次回です」
「これって何時もと代われへんのと・・・」
「それ以上言っちゃ駄目です、竜君」
「何でや?」
「作者に消されちゃいます・・・」
「そ、そうか・・・じゃあ」
「「また次回に会いましょう」」 
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