最後の真実
第3章 一番幸せだもの
 
第12話 「風の辿り着く場所(後編)」
 
シルビア











2学期も始まり、とある平日のこと。

潤と祐一は二人で屋上にいた。

「そうか……卒業後は米国に行くのか。
 そういや、お前とは永いつき合いだったな」

「そういうなよ、会えない訳でもあるまい」

「まあな、俺、芸能関係の仕事に就こうとおもっている。
 世界をまたにかける時には、お前とまた会えそうだな」

「確かに」

「米国といえば、咲耶ちゃんのこと、お前、どうするつもりだい?
 大事な妹だろ? まさか、今のままでいいと思っているわけではあるまい」

「ああ……迎えに行きたいと思っている。だけど……」

「まあ、咲耶ちゃんはお前のことを恋人のように慕っていたからな。
 だけどな、北川。咲耶ちゃんが血の繋がらない妹だということは知っているのだろう。 
 血のつながりだけにこだわるのはナンセンスだとおもうぞ。
 お前の気持ちをはっきり伝えてやれよ。
 どんな結果になっても、俺はそれが一番だとおもうぞ」

「相沢が言うと妙に実感があるんだよな。
 そういう相沢こそ、名雪のことをどう思っているんだ?」

「恋人だよ、といいたいところだが、現実はいとこ以上恋人未満だな。
 まあ、いとこ同士のつき合いが長すぎたせいかな。
 だけど、俺は名雪をこれからは恋人として見ていくつもりだ」

「そうか」

「北川、妹という存在と思っている限り、それ以上先には進めないぞ?
 妹への気持ち以上に想うなら、それは告白してみるべきだと思う」

その時、元気に二人を呼ぶ声が聞こえた。

「にいさま〜♪ お昼ごはんですのよ! 相沢先輩の分は姫の分をわけてあげます」

白雪の愛のお弁当宅配便が屋上にやってきた。

「お、わざわざ済まないね、白雪ちゃん。さて、北川。腹ごしらえといこうか?」

「そうだな」

「北川さん、祐一さん♪」

白雪の背後から、重箱2段の弁当を手にした栞が顔を出した。

「私も弁当を作ったんです。食べてみてくれませんか?」

「栞……それ、食えるのか?」

「えぅ〜、いいのです、この弁当は私の愛情の深さなのです」

「栞さん……姫はその気持ちわかりますのよ。にいさまももちろん分かっていますよね?」

「……えっ、白雪ちゃん、えーと、その……」

「北川さんも遠慮しないでたくさん食べてくださいね♪」

「はぁ〜、でも、相沢よりはましか……」

潤はそう言うと、相沢の肩を叩いて、その視線を指先によせた。
その指先の指す先には、名雪が弁当箱を2つ持って立っていた。

「祐一〜! 私、今日は早起きして一生懸命弁当作ったのに〜、酷いよ〜」

「がんばれよ、相沢!」

「お前がいうかよ、北川! でも、こんなにたくさん食えるのか?」

「食べるしかないだろうな……」

潤達は弁当を広げて食べ始めた。

「そういや、栞、お前、どうして相沢に弁当をつくっているんだ?
 お前達、そんな仲だったかな?」

「目の前の張本人が私を振ったので、沈んでいたら、祐一さんが慰めてくれたのです。
 今度俺がいい男を捜してやるからって。
 それで、彼氏ができるまでは、祐一さんを彼氏にして恋する練習をしているんです」

「あわわ……栞、ちょっと待て! それを言うな、それを」

「祐一〜! 私、そんなこと聞いてないよ〜。(ジト)」

「あれ? 栞さん、確か同じ学年の男の子からラブレターを貰っていたって、美汐ちゃんが言っていましたけど?」

「…………(ポッ)」

「ほう、ずいぶん気があるようだな。
 じゃ、俺はお役ご免というわけだな。ということだ、名雪」

「それじゃ説明になってないよ〜、祐一!」

「まあ、いいじゃないか、名雪。それにしても栞が照れると可愛いよな」

「にいさま! 可愛いなんて平気で口にしてはいけませんよ。誤解しますから」

「そうですよ、兄様!」

「兄様?」

「ええ、北川さんは私の兄様ですから♪
 兄様に可愛いって言って貰えて、私、とても嬉しいです」




10月のとある平日、潤は斉藤弁護士と面会していた。

「おひさしぶりです。潤君」

斉藤弁護士、潤がかつて東の街で世話になった弁護士が潤に言った。

「潤君の母親から預かったもうひとつの手紙をお渡しする時期がきたかと思います。
 これがそうです」

潤は1通の手紙を弁護士から受け取った。
潤は手紙を開いて、文面を読んだ。

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愛する 潤へ

潤、この手紙を読む時、きっと貴方は迷っていることと思います。

今、あなたには多くの守るべき妹達がいるはずです。
そして、その妹達一人一人にとって、あなたが唯一の兄なのです。
おそらく、この世でもっとも貴方を求める少女達でしょう。

しかし、14人の妹は、血のつながった妹ではありません。
あなたの父親である三上純一郎がここ数年の間に養子とした少女達です。


なぜ、これだけ多くの少女を養子としたのか、その理由をお話しましょう。

最初に、父の三上純一郎の事をお話します。
今の三上家の資産・事業からすると信じられないかもしれませんが、三上は孤児で貧しい育ちなのです。

純一郎さんは母親と米国の貧民街で生まれ育ちました。
父は行方不明、母は身よりがなく、そのため三上は幼い頃から貧しい生活と白人社会からの差別を受けて育ちました。
その純一郎さんが10才の時、母はなくなり、三上は孤児院にて生活することになりました。
しかし、その三上が15才の時、父の行方が分かったのですが、既にこの世に無く、三上の手に父親の遺産と生命保険金が残りました。

私が純一郎さんと出会ったは彼がまだ青年実業家としての道のりを歩み始めた頃です。
私は純一郎さんの右腕として働きましたが、彼の仕事ぶりは冷酷なまでに厳しい人物というのが最初の印象でした。
敵は容赦なくたたきつぶす、事業家としての純一郎さんはそんな人でした。

しかし、私は仕事で側にいて気が付いたのです
----三上にはもう一つの人柄があることを。
彼は事業で得た財をもとに孤児への慈善事業を行っていたのです。
日本・仏国・英国・米国に孤児院を創設し、奨学金の基金創設など多くの貧しい子供達の未来を切り開いていたのです。
それは彼が自分の生い立ちのことに起因するものと思います。
自らの才能によって人種差別や貧困と闘うことを生涯の生き様にする、そんな純一郎さんに私は心惹かれました。

私は両親の影響によって、生まれながらエリートへの道のりを運命とばかりに育ちました。
でも、自分の生き方にはいろんな意味で納得のいかない部分が残っていました。
対照的な純一郎さんと出逢い、その考えに深く共鳴し、私は彼の仕事を側で手伝ってきました。
やがて、仕事を通じてお互いを理解しあった私達は結婚しました。
そして、私達夫婦の間には、あなたが産まれたのです。

しかし、三上の事業も順風満帆ではなく、一時的に厳しい時期がありました。
その時だけは、慈善事業にも支障をきたし、孤児院などは資金不足に追い込まれました。
三上が守ってきた孤児達はその時に、およそ全世界にその数200人程いました。
しかしながら、苦しい事業展開の中でも、純一郎さん孤児達の未来を守るため養父母を捜して奔走し続けていました。
また、最後まで養父母の見つからなかった孤児は自らの養子としたのです。
そして事業を立て直し、今に至っています。

あなたは純一郎さんの唯一の息子です。
そのため、あなたを捨てた父親の事業をいつかは貴方が継ぐことになるでしょう。
普通なら、あなたが純一郎さんの息子として父の事業を継ぐことは自然なことですが、
私は単にあなたが父親の事業を承継するのではなく、三上の成した志をも受け継いでほしいと思っています。

だけど、残念なことに、三上の事業が苦境にさらされた時、私は純一郎さんと別れ、純一郎さんに惚れた財閥令嬢と結婚したのです。
私も辛かったのですが、純一郎さんの真意を尊重することにしました。
そして、あなたを引き受けて生まれ故郷の東の街で暮らしたのです。
私と潤との東の街での二人生活はこうして始まったのですよ。

だけど、誤解しないでね。
私は別れても純一郎さんをずっと愛してました。
だから、潤が自分の父親を、自分を捨てた悪人のように思わないでほしい。
現実社会では理想ばかりを言うことはできないわ。
大切な人、好きな人をきちんと守り通すことはとても辛い試練でもあるの。

私はあなたが立派な男性になってくれることを真に願って、あなたの成長を見守ったわ。
私はあなたが北の街で妹達とのふれあいを通じて、何が大切なのかを感じてもらえると思い、あなたに北の街での暮らしを示唆しました。

潤、立派な大人になりなさい。
そして多くの人を助け、心から共に笑い会える幸せを感じていきてほしい。

                              静香
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「斉藤さん、ありがとうございました」

「妹様達のことは以前に報告した通りです。それで、今日は私にご相談があるとか?」

「二つあります。
 その一つは、俺は正式に三上を名乗りたいので、戸籍関係の手続きをお願いします」

「畏まりました。潤君、それでは三上氏の事業をも継ぐ決心もついたのですね?」

「はい。これは俺がしなくてはならないことだと思いますので」

「三上氏の事を理解していただいて、良かったです。
 潤君が変に恨みとかを持つことのないようにと、母君もとても心配しておりました」

「もう一つは、お願いというよりは相談なのですが、
 斉藤さん、こんなお願いはできますか? 実は……・」

「大丈夫ですよ、手続きは必要となりますが、法律的には問題はありません。
 でも、潤君がそのような決意をする状況にあったとは思いもしませんでした。
 潤君にこんな決断ができるようになるなんて、母君の想いもムダにならなかったのですね。
 安心しました。……成長されましたね、潤君」

「斉藤さんにそう言われるとなんだか照れますね」

「手続上本人の気持ちを確認する必要はありますが、両親も反対なされないでしょう。
 きっといい結果になると思います。私も喜んで協力させていただきます」

「本人には俺が直接気持ちを確認しようと思います」

「わかりました。では、三上氏には私の方からも事前にご説明させていただきます。
 その方がスムースに物事が進むと思いますので」

「よろしくお願いします。12月、冬休みに入り次第、俺は米国に行きます」

「わかりました。それまでに事前の準備を終わらせるようにします」




12月、弁護士から1通の書類が潤の手元に送られてきた。
その書類を見た潤は、水田に米国へいく旨を伝え、準備を整えた。

「明日、咲耶を迎えにいってくる」

夏に潤と咲耶が最後に会って以来、3月が流れようとしていた。
咲耶は記憶を取り戻した後、米国に住んでいる両親のもとに身を寄せていた。
今は潤の側にいるのが辛い、加奈子から咲耶がそう言っていたと潤は伝え聞いていた。
学校に行かないのはまずいと、加奈子は咲耶を米国の高校に転校させた。
だが、潤なりに咲耶の気持ちを考えて、潤は米国にいる咲耶に会いにいっていなかった。


出発前夜、潤はなかなか寝付けなかった。

潤は仕方なしに、ベランダに出て、夜空を眺めることにした。
晩秋の夜空には秋の星座が瞬いていた。

(こうしてゆっくり夜空を眺めるのも悪くないな。
 ……今頃、咲耶ちゃんもこうして星を見ているのかな?)

「お兄ちゃんは、今頃、誰のことを想いながら星を眺めているのでしょうか?」

いつのまにか、潤の側に可憐がいた。

「ふふ、お兄ちゃん、顔に出ていますよ? 今、咲耶ちゃんの事、考えていましたね?」

「可憐ちゃん……」

「昔、私もこんな風に空を見ては、お兄ちゃんの事を想っていました。
 お兄ちゃんに会う前は……お兄ちゃんは格好がいいのかな〜、優しいのかな〜
 それに……可憐の事、好きになってくれるのかな〜って。
 今も、可憐の事を想って夜空を見ていてくれていたら、とっても嬉しかったけど……違うんでしょう、お兄ちゃん?」

「ごめん、可憐ちゃん」

「いいんです、お兄ちゃん。
 お兄ちゃんは可憐が困っている時は、いつでも可憐の事を第一に考えてくれたよね
……可憐にとって、そんなお兄ちゃんが可憐の一番のヒーローだったの。
 でもね、今の可憐は、優しくて勇気のあるお兄ちゃんが一番好き♪」

「可憐ちゃん……」

「だから
 ……可憐のためだけに、お兄ちゃんが他の妹達の気持ちを踏みにじってほしくないの。
 だから、咲耶ちゃんを迎えに行ってあげて、お兄ちゃん」

「それでいいのかい?」

「可憐、お兄ちゃんのこと、世界で一番大好き。
 お兄ちゃんの側にいられれば、可憐はいつでも笑顔でいられる。
 だけど……そのために、お兄ちゃんの幸せを考えられなくなる可憐は……嫌いです。
 だから、可憐のためにも幸せになってほしいの、お兄ちゃん……」

「……ああ」

「でも、可憐、ひとつだけ、わがまま言っていいですか?
 可憐は、これからもずっとお兄ちゃんの側で仕事して、たくさんの時間を一緒に過ごしたいのです。
 お兄ちゃんをこれからもずっと慕っていくから……だから、可憐を見放さないで下さいね」

「可愛くて心優しい、こんな素敵な妹を見捨てる兄なんていると思うかい、可憐ちゃん?」

可憐は潤にだきつくと、その唇を潤の口元に重ねた。

「ごめんね、お兄ちゃん……これ、可憐の最初で最後のわがままだから。
 明日からは、可憐はずっとお兄ちゃんの妹ですから。
 一度だけ、そう、この瞬間だけ、一人の女の子として可憐を見て下さい」

「俺はこんな素敵な女の子の想いを振り切らねばいけないのだね、可憐ちゃん、いや……可憐」

「本当に酷いわ、お兄ちゃん。
 代わりに、これからは可憐の世界で一番大好きなお兄ちゃんになってもらうから。
 それはお兄ちゃんに与えられた罰だと思ってください、ふふ」

可憐はそう言うと、その場を慌てて立ち去った。
唇に残る余韻をかみしめながら、潤はその場に立ちすくんだ。


「フッ……もてるね……兄くん。……さすがは私の見込んだ兄くんだよ」

「ち、千影ちゃん! 今の見ていたのか?」

「私は見てないよ、兄くんがキスされた所はね」

「しっかり見ているじゃないか」

「兄くん……人の未来というのは、気持ち次第で変わるものだよ。
 私と兄くんは永遠の契りを交わす二人、それが私達の運命、変わらない。
 でも、わかっているよ、兄くん……兄くんは私と永遠の恋人になることを止めたよね」

「千影ちゃん……ああ、そうだな」

「最初に会った時のこと覚えているかい、兄くん。
 その時、私は確かに兄くんとの兄妹の絆を感じたよ。
 だから、血が繋がらなくても、私と兄くんは出会う運命と信じていた。
 兄くん、私との兄妹としての絆、今は受け容れてくれているのかい?」

「もちろん。千影ちゃんは俺の大切な妹だよ」

「今はそれ以上でもそれ以下でもないけどね。
 それが兄くんの選択した未来なんだ。
 明日は咲耶君を迎えに行くのだろう、兄くん?」

「ああ。やっと決めた」

「兄くん……人の未来というのは、気持ち次第で変わるものだよ。
 兄くんが作る未来がどうなるか、妹として楽しみに見させてもらうよ。
 それと、兄くんに伝えたいことがあってね」

「何だい、千影ちゃん?」

「私も自分の運命と未来を変えてみたくなってね。
 私の生まれた芙蓉家を立て直そうと思う。
 兄くんも力を貸してくれないか?」

「ああ、構わないよ」

「そう言ってくれると思ったよ。でも、兄くんとの兄妹の絆は守るよ」




-----米国の三上邸。




「いらっしゃい、潤、待っていたわ」

「加奈子さん、久しぶり。ところで、父さんはいる?」

「ええ、リビングにいるわ。潤のことを待っているみたい」

「そう。じゃあ、先に用事をすませていいかな」

「せっかちね、少しは休んでからにしたら?」

「ごめん、大事なことだから、先に済ませたいんだよ」



「潤、お前、本当にこれでいいんだな?」

「父さん、人生には重大な決断をしなければいけない時がある、そうだよね?」

「そうか……分かっていれのか。お前も成長したな、潤。ならば異論はない」

「そうね。潤がそこまで考えて決めたこと、私も異論はないわ」

潤は書類を差し出し、純一郎と加奈子は内容を再確認するとそこに署名捺印をした。

「加奈子さん、咲耶ちゃんはどこに?」

「ふふ、今日は咲耶の誕生日でしょう?
 だから、ちょっとだけ、場をつくってあげようとおもったの。
潤、ここに咲耶がいるはずよ。
私が咲耶と待ち合わせているけど、潤が代わりに行くといいわ」

加奈子はメモに時間と場所を書いて、潤に手渡した。


潤は加奈子のメモ通り、夕方遅くその場所に行った。
街灯の明かりの下に、咲耶がその街灯の柱に背をかけて立っていた。

「咲耶ちゃん!」

「お母……って、あっ、お兄様〜! どうしてここに……」

「待った?」

「……うん……ずっと待っていたわ、お兄様の事」

「誕生日おめでとう、咲耶ちゃん。今日は俺と二人で祝おうな。
 父さん達は用事があるらしいから」

「……うん、お兄様がそう言うなら……」

潤と咲耶は加奈子の予約したレストランに行き、食事を取った。
二人ともなかなか言いたいことを言えず、少しだけ空気が重かった。

「咲耶ちゃん……俺が今日、ここに来たのは大事な話があるからなんだ」

潤は弁護士から受け取った協議離縁による養子離縁についての必要書類を手渡した。
それともう1つの書類を別途、咲耶に差し出した。

「養子離縁については、あとは咲耶ちゃんが意志を明示すれば完了する。
 そして、咲耶ちゃんが承諾すれば、咲耶ちゃんはもう三上の娘ではなくなる。
 この事は、父さん達も承認してくれた。
 咲耶ちゃん、あとは君がきちんと考えて決めてほしい」

「お兄様……ごめんなさい。これ、私がわがままを言ったからだよね……
 私がお願いしたから、妹でいることが辛いって、そんなお願いをしたから」

咲耶の両頬に涙がこぼれおちた。
だが、泣き顔を見られたくない、そんな気持ちも、咲耶の笑顔に表れていた。

「咲耶ちゃん、今日は俺と咲耶ちゃんが兄妹として過ごす最後の思い出を作ろう」










後書き by 作者


咲耶:「SILVIAお兄様、酷いわ! なんで私だけ、こんな結末なのよ〜!」
作者:「待て、待て! 咲耶の話はまだ終わってない、いや、終わらせてないんだよ。
    咲耶にとっての「風の辿り着く場所」は次回の最終話で書くから」
咲耶:「え、どういうことなの?」
作者:「12人の妹達の中で、もっともお気に入りのキャラの話を俺が数行で
    終わらせると思うのか?
    この連載の最後は咲耶のクリスマスSSで締めようって決めていたのさ」

北川:「確かに、他の登場人物の「風の辿り着く場所」は書いたよな。
    舞と佐祐理は第5話で既に書いているし」
作者:「そうだね。だけど、エピローグでアフター・シナリオを書くつもり」
北川:「でも、俺はSS連載の中で成長したのかな〜」
作者:「それは、読者がどう思うかだね」

四葉:「SILVIA兄チャマ、チェキです〜!
    最終話見ましたデス〜。
    やっぱりSILVIA兄チャマはハッ……(モゴモゴ)」
作者:「こら、四葉、ばらすな。読む楽しみが減るだろ?
    せっかく苦労して考えた結末なのに」

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