海神航、プロミス島での12人の妹達との共同生活の後、航が米国に渡った。
そして23才の時、米国・バード大に留学を終え、日本に戻ってきた。
義妹・雛子、16才、日本の高校に通い、2年生になったばかりであった。


……その5年前


【雛子】

「ヒナは…ヒナは…おにいたまに幸せになってほしいの。
 おにいたまに一杯、一杯、いーっぱい幸せにしてもらったから」
「そうか…ありがとう、雛子」

だから、ヒナはおにいたまが遠くに出かける前に、おにいたまに聞いたの。
その時、おにいたま、答えられなかった。

『どうしたら、ヒナはおにいたまが好きな女の子になれるかな?』
「……………」
「クマさんに聞いても何も答えてくれないの。
 だから、たくさんたくさん悩んじゃったんだよ」
「うーん……難しいね……でも、ちゃんと考えてみるからね」

でもね、ヒナのたまにそれからいっぱいいっ〜ぱい考えてくれたの。
2年かかったけど、おにいたま、ヒナにちゃーんと教えてくれたの♪

だから、ヒナは輝くの、それがおにいたまの幸せになると思って。
 









二人の時
〜Forever〜
 
第7話 「カレイド・シスター」 〜雛子編〜
 
シルビア









ここは、プロミス島、その島に唯一あるプロミス学園である。
そして、4月、全校集会のことだった。

「え〜、新しく本校の講師として、1年間師事してくれる方をご紹介します。
 普通科の社会科及び商業科の会計学を担当されます、海神航先生です。
 海神先生は米国の大学で経営学を優秀な成績で修められ、この度、母校であります
 本校の後輩のために特別に教職に就いて頂きました。
 みなさん、海神先生のことをよろしくお願いします」

「海神航です。1年間の間だけですが、みなさんよろしくお願いいたします」

航は壇上から生徒達に挨拶した。
航にとっていろいろな思い出のあるこの島、そして妹達の生活をふと思い出しながら、何で俺はここにいるのかな〜、といる疑問を抱いていた。

それもこれも、皆、執事の爺のせいなのだが、この島で常識とはなんぞやなどと聞いても答えは返ってこない。
単に、先生に欠員が出た、というのが表向きの理由だが……ここって、そもそも教師っていたか〜、俺は爺以外の教師を見たことないぞ?
爺も相変わらず、世の中には15人は似た人がいるといいますから、なんて言っているし。
まあ、この島で1年過ごすのも悪くはないから、いいかな。

航はそんなことを心の中で思っていた。
だが、航が挨拶を終えさらっと生徒の顔を眺めると、そこにはよく知る女生徒が一人いた。
その女生徒はとてもにこにこしながら、航の方を見つめていた。

(そう言えば……)

職員室に戻った航は、懐かしい顔ぶれに会い、ひとときの会話に花を咲かせた。

「あれ? 暁生(あきお)、それに眞深(まみ)ちゃんじゃないか?」
「久しぶりだな、航、元気そうでなによりだ。
 ……フッ、今では俺はここの英語教師。
 かわいい生徒達の青春をアシストする、それが格好いい事だとね」
「よく言うわ…暁生あんちゃん。単に、乙女好きのシスコンになっただけじゃないの」
「な、何をいうか……高校時代というのはまさに青春……」
「はぁ〜、またはじまったよ、暁生あんちゃんの変に熱血する教師ぶりが……
 でも、これで生徒に人気があるのだから、世の中、分からないわ。
 それより、航あんちゃん、ひさしぶりだね。社会科の講師だって?」
「ああ、たぶん爺の陰謀だろうけど……」
「いいじゃない、あんちゃん。1年ぐらい骨休めだと思えばさ。
 それに、あたし、知っているよ、陰謀って妹達からのお願いなのでしょう?」
「さすがに感がいいな…眞深ちゃん。
 おおかた、そんなところだろう。……ほら、早速、おいでときたみたいだな」

職員室の扉が開いて、3人の女生徒が中をきょろきょろ見渡していた。
航を見つけると、急ぎ足で中に入ってきた。

「おにいたま〜♪」
「兄や〜♪」
「お兄ちゃま〜♪」

高校の制服に身を包んだ、雛子・亞里亞・花穂が航の前に現れた。
それぞれ、花穂が3年、雛子が2年、亞里亞が1年である。

「こらこら、学校では兄と呼んだらだめだよ。ちゃんと先生と呼びな」

「はい、おにいたま先生♪」
「はい、兄や先生♪」
「はい、お兄ちゃま先生♪」

「(何か……違う……)
 わ、わかった。とにかく、変な呼び方はしないでくれ。
 ほらほら、そろそろ授業が始まるよ、教室に戻りなさい」
「「「は〜い♪」」」

「ふーん、あんちゃんも楽じゃないね」
「まったくな。恥ずかしいよ、本当。先が思いやられる」

にやにやする眞深の表情に苦笑しながら、航は答えた。

「いや、案外格好いいんじゃないか、航君。それでこそ、兄というものだ」
「暁生あんちゃん……それ、本気で言ってる? 暁生あんちゃ〜ん♪」
「その呼び方はやめろ、気色悪い。兄さんと呼べといっただろう?」

はぁ〜、と航は溜息をついた。



航はHRをうけもつクラスの教室に入った。

「起立・礼…着席!」

航は、妹・雛子のその声を聞いて少しドキッとした。
そういえば、雛子は学級委員だったな、航はそのことを思い起こした。

その日のHRは、体育祭の参加種目を決めるものだった。
雛子と一人の男子生徒が一緒に教壇でまとめ役をしていた。

二人に任せて近くで席に座っていた航は、クラスの様子をじっと眺めていた。
明るい雰囲気のクラス、その中心的役割を雛子が担っている、そんな風に見えてきた。

(へぇ〜、あの雛子がね〜……変われば変わるものだな)

『どうしたら、ヒナはおにいたまが好きな女の子になれるかな?』
明るいけど気弱だった雛子、そんな可愛い疑問を航は思い出した。
少女の頃を知る航には、目の前の雛子の様子は航の目に少し新鮮に映っていた。
航は久しぶりに見る妹・雛子の様子を少し感心していた。

(あれは3年前の夏だったかな……)

航はしばしの回想にふけった。


******************************************************************************


『お兄ちゃん? 可憐です』
「可憐? そんな心配そうな声で…どうかしたの?」
『お兄ちゃんに相談があって…お兄ちゃん、可憐の悩み、聞いてくれませんか?』
「いいけど?」
『あのね、雛子ちゃんが元気なくて。
 …学校でもいつも独りぼっちで友達もあまりいなくて
 …部活にもあまり出てないし
 …時々、学校を無断で休んだりするの。
 それで、可憐が先生に呼ばれて事情を聞かれたんだけど、よくわからなくて。
 お兄ちゃんなら、何かわかるかなと思って相談に乗ってほしいの。
 ごめんなさい、可憐、ダメなお姉ちゃんなのね。
 遠くにいるお兄ちゃんに迷惑かけないようにと思っていたんだけど……』

俺は可憐の話を聞いて少し心が痛んだ。

俺は留学することを選択したが、その結果、妹達全員と一緒に過ごす生活を捨てたことには違いない。
3年一緒にくらした妹達の生活は、楽しいものだった。
その反動として、妹達が寂しがったとしたら、それは自分の責任なのだ…と

「可憐が悪いわけではないだろう、気にするなよ。
 でも、雛子が元気ないのか……どうしたものかな…」
『雛子ちゃん、お兄ちゃんに会えないし話せないから、きっと寂しがっていると思うの。
 私も同じだから、なんとなくそう思えるの。
 お兄ちゃんから、雛子ちゃんを励ましてあげてくれませんか?
 きっと、雛子ちゃん、喜ぶだろうから』
「そうか…確か、今は日本では夏休みだよね?
 でも、俺、今年はまだ日本に戻れそうにないし……
 可憐達が米国に来られるなら、遊びにきてもいいけど、どうかな?
 それに雛子の誕生日はたしか来週だろう、出来れば会って祝ってあげたいし」
『本当? お兄ちゃん、私達、行ってもいいの?』
「ああ、構わないよ。こっちの夏休みは長いから8月一杯なら大丈夫だろうし」
『うん♪ それじゃ、可憐達、お兄ちゃんに会いに行くね。
 さっそく、雛子ちゃんも誘ってみるから』
「それがいいね」



「おにいたま〜♪」
「お兄ちゃん♪」

他の妹達に先立って、可憐と雛子が米国の俺のもとにやってきた。
笑顔一杯で航に抱きついた雛子の様子をみて、俺と可憐は少し苦笑いを浮かべた。

「ね〜、ね〜、おにいたま〜♪
 ヒナ、おにいたまと一緒に居られるんだよね?
 おにいたまとたくさんたくさん遊べるんだよね?」
「あっ…雛子ちゃん…」
「ああ、雛子…たっぷり遊ぼうな。
 でも、ちょっと離してくれないか、さすがにこの姿ははずかしい」
「あっ…おにいたま、ごめんなさい」

妹達と別居するようになって、2年の月日が流れていた。
その間に、雛子も乙女として成長し続けていた。
昔みたいに抱きつかれた俺は、そんな雛子の成長ぶりを体で感じてドキッとした。
同時に、俺は可憐のじーっと見つめる嫉妬めいた視線を恐れた。



「カレイド・ステージ?」
「ああ、こっちにある有名なサーカス劇団の公演だよ。
 雛子、サーカスとか好きだったよね?
 せっかくこっちにきたんだから、雛子に是非みせてあげたいと思ってね。
 チケットとれたから、明日、一緒に行かないか?」
「うん。ヒナ、おにいたまとサーカス観たい」
「そうか。それじゃ、可憐にも伝えておいてくれないか」
「うん♪」

海辺に隣接する巨大な施設、そこにカレイド・ステージの舞台となるドームがあった。
限界といえる難易度の高い曲芸でありながら、そのステージは演劇をみるかのように
夢のあるステージだった。
「アラビアン・ナイト」公演、揺れる船の上・細い綱の上で繰り広げられる主役達の剣の攻防は雛子達を十分にはらはらさせた。
観客の視線は、ぶつかりあう剣と主役のアクションに釘付けとなった。


「可憐、感激しました〜」
「すごい…すごい…おにいたま、すごいよ♪
 ヒナ、いっぱい、いっぱい感動しちゃった」
「そうだな、あんな信じられないアクション、俺も初めてみたよ」
「あ、ヒロイン達だよ!…ヒナ、サイン貰ってくる」

雛子は可憐から色紙とペンを受け取って、近くにいる役者達のところに駆けていった。

「ふふ……雛子もすっかりはしゃいでいるな」
「ええ、よかったですね、お兄ちゃん。でも、可憐も本当に楽しかったです」

サインを書いて貰っている時、雛子はヒロインに尋ねた。

「ね〜、おねえたま、どうやったらあんなに感動できるステージ、できるの?」
「えっ?
 そうね……一生懸命やることかな。ステージではそれしか頭にないからね。
 それで、みんなが喜んでくれればいいかな〜って、いつも考えているのよ」
「ふーん、ヒナ、よく分からないけど分かった♪」
「君も頑張ってね。はい、サイン、出来たわよ、」
「おねえたま、ありがとう♪」

ルンルンで戻ってきた雛子を見て、俺は声をかけた。

「何か嬉しいことあったのかい?」
「うん。みんなに喜んで貰えるように頑張れば、感動してもらえるんだって。
 ね〜、おにいたまもそう思う?」
「えっ? そうだな……
 一生懸命頑張っている人って、輝いて見えるよね。
 人はそんな姿に感動すると思うよ。
 それに、そういう人を見ているとなんか元気が湧いてきて、勇気がでたりしない?」
「うーん、ヒナ、よく分からないけど分かった♪
 でも、ヒナも輝けるのかな〜……?」
「大丈夫だよ。
 雛子も一生懸命何かをすれば、きっと雛子は輝けるようになると思うよ。
 雛子が輝けば、その想いがたくさんの人に伝わってみんなを幸せにできるよね」
「ヒナががんばったら、おにいたまにも伝わるかな?」
「俺に? ……たぶん、伝わると思うよ。
 俺は雛子がそんな素敵なレディになるなら、雛子を見直しちゃうな。
 俺も頑張るから、雛子もがんばるんだぞ」
「うん。ヒナ、頑張ってみるね♪」

……それから、

俺と夏休みを過ごした妹達は、8月の終わりに帰国した。
そして時が過ぎていった。


******************************************************************************



「おにい…たま…おにいたま♪」
「あ、雛子…体育祭の決め事、終わったのか?」
「も〜、おにいたまったら、何をぼーっとしているの? さっき、終わったわよ」
「そうか…あっ、そろそろHRも終わりだな。よしと……」

航はその時、教室のあちこちから吹き出る笑い声には気付いていなかった。
二人のやりとりは、教師と生徒というよりも仲のいい兄妹の姿にしか見えないからだ。
そんな事を意にも介さず、雛子は声をあげた。

「起立・礼…解散!」

そう言うやいなや、雛子は教壇の航のもとに駈け寄っていった。

「おにいたま♪ 今日、放課後の雛子の部活、見に来てくれない♪」
「部活? 雛子、なんの部活に入っていたっけ?」
「新体操部♪ それじゃ、約束したわよ、おにいたま♪」

早々と言い残して、友達の輪に戻った雛子に航は苦笑した。

亞里亞や花穂も例にもれず、航にアプローチをしていた。
亞里亞は料理クラブで作ったお菓子を航に持っていき、花穂は職員室の航の机の上に花瓶をおいて花を飾っている。
学級委員の雛子の日誌には、「おにいたま、大好き♪」なんてメモがいつも夾まれていた。

航の机の上は、3姉妹のもってくるアイテムで好きなように埋め尽くされていた。
妹の兄へのラブコールは航が就任して1週間も経たないうちに、学校中で有名になっていた。
このところ、「先生」ではなく「おにいたま♪」と親しげに生徒に声を掛けられるのも度々あった。
その都度、航は苦笑するしかないのだが。

だが、そういう事態におちいるのは、航自身にも責任はあった。
この兄は妹に関しては、かなり甘いからだ。
結局、雛子に誘われたこの日も、航は新体操部に見学に来ていたのだから。

(ほぉ〜、雛子もなかなかやるもんだな)

レオタード姿の雛子、その成長したスリムな体は、もはや子供の頃の雛子ではなかった。
他の子の話によれば、次の部長候補になるほど技もよく、他の部員にとても優しいと評判がいいらしい。

「どうだった、おにいたま?」
「いや、これほどとはね…驚いた。とても綺麗だったよ。見事だね」
「(クス)おにいたまに褒められちゃった♪ 雛子、嬉しいな。
 もう少し練習するから、最後まで観ていってね。
 雛子、頑張っちゃうから♪」
「ああ、せっかくだし、そうさせてもらうよ」

練習を終えた雛子は、航と一緒に下校した。
張り切って練習した雛子の表情には、ほんのり上気した感じが残っていた。
夕日がその雛子の表情をオレンジ色に染めていた。

「…雛子も随分、大人の女性になったね」
「(クス)だって、雛子、頑張ったもん。でも、雛子、今とっても嬉しいの」
「嬉しい、何が?」
「だって、雛子が一生懸命がんばって、おにいたまが褒めてくれて……
 おにいたま、とても嬉しそうだったし……それがとっても嬉しいの。
 雛子もおにいたまを喜ばせてあげられるんだって、そう思えたのよ」
「そうか……」


その時の雛子の心にあった想いは……


嬉しい、嬉しくて笑える、笑えるから幸せになるの…そんな雛子でいたいの。
喜んで欲しいの、その笑顔が嬉しい、雛子のおかげで幸せな気持ちになってほしい
だって、おにいたまは雛子の大好きな人だもん。


……その想いが兄妹から恋人の間柄に、
……そして夫婦の契りを交わすようになるまでに、

いくらかの時間が必要であった。
だが、航と雛子の二人の中で、その時間はじっくりとカウント・ダウンしていった。




〜エピローグ〜


玄関の呼び鈴が鳴った。
そして、家にいた雛子は玄関を開けた。

「くすん、うえーん……お母さ〜ん、ごめんなさい」
「どうしたの、麗菜?」

家に帰ってきた愛娘の姿をみた雛子は、麗菜に尋ねた。
だが、雛子はその理由はすぐに分かった。
麗菜の服はあちこちが汚れて、泥水にはねられたような染みがついていた。

その服は今日はじめておろしたドレスで、麗菜のお気に入りになっていた。
喜び勇んで出がけた愛娘が、こんな姿で帰ってくるのだから状況の察しはつく。

「麗菜、こっち向いて」

雛子はハンド・タオルを手に持って、顔と手をそっとふき、服の汚れを軽く落とした。

「お母さん……気持ちいいね♪」
「そう? よかった。…麗菜、喧嘩でもしたの?」

雛子は着替えを持ってくると、麗菜の服を着せ替えた。
てっきり叱られると思っていた麗菜は、黙って麗菜の世話をする雛子に身を任せた。

「…うん。でもね、麗菜は一生懸命お花で冠を作っていたの。
 そうしたら、伸也君が麗菜をからかうんだよ」

伸也は近所の男の子で、麗菜の幼なじみともいえる遊び仲間だった。

「うふふ、それはきっと麗菜が可愛いから、伸也君も照れているのね。
 麗菜、伸也君の事好きなの?」
「うん。伸也君、好き。今日は喧嘩したけど、いつもはね、とっても優しいの」
「そう。じゃあ、きちんと仲直りしようね。ママは二人の笑顔が大好きよ」
「うん♪」

その時、玄関の呼び鈴が鳴った。
雛子が玄関の扉を開けると、伸也が立っていた。

「こんにちは。……麗菜、いますか?」
「いらっしゃい、伸也君。……ふふ、麗菜に謝りにきたのね?」
「は、はい。すいません、ちょっと喧嘩してしまって…」
「喧嘩するのは仲の良い証拠よ。
 さて、お入りなさい。そうね…上がって麗菜と一緒におやつでも食べる?」
「えっ、いいんですか?」
「もちろんよ。麗菜の大事なお友達なんですから」


「お前のお母さんっていつも優しいな。なんか羨ましいよ」
「うん。麗菜、お母さん、大好き♪
 一緒にいるといつも幸せな気持ちになるの」

その時、リビングのドアが開いて雛子が入ってきた。

「麗菜、お母さんにお世辞を言ってもお菓子は増えないわよ?」
「えへへ♪」

お菓子と飲み物を用意してリビングに入ってきた雛子が、麗菜に言った。
いつも絶やさない優しい微笑みを浮かべながら。

麗菜にとって、いつも自分のことを優しく包み大切にしてくれるママの存在は、麗菜の心の憧れで目指す女性の理想に思えたのだ。
航にとっての「カレイド・シスター」だった。
そして、一緒にいるだけで憧れて幸せになれる、雛子は娘の麗菜の「カレイド・ママ」になっていた。



FIN

後書き


成長した雛子は、明るく元気な子になってほしいものです。

でも、「カレイド・スター」というアニメをみていた時に浮かんだこの話……アニメを知らない人の方が多いかも。

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