神々への戦い
第六話 アテナのために・・・
がお
ドゴォォォ――ン!!

凄まじい破壊音が鳴り響く。
場所は聖域のコロッセオ。かつて天馬星座<ペガサス>の聖衣<クロス>の所有者を決める戦いが行われた場所。
その場所は今は死闘の場となっていた。
光速の動きを身に付けた黄金聖闘士<ゴ-ルドセイント>の四人までもがここで闘いを繰り広げているのだ。

ドガァァァ――ン!!!

またも破壊音が響く。原因は牡牛座<タウラス>の黄金聖闘士<ゴ-ルドセイント>であるアルデバランの必殺拳。「グレ-トホ-ン」である。
「うおっ。」
「グッ。」
その居合が如き光速の拳にシュラもアフロディ-テも苦戦を強いられる。
「どうした!!逃げ回ってばかりでは張り合いが無いぞ!!」
「クッ。喰らえ!!ピラニアンロ-ズ!!!」
触れるものすべてを砕く黒薔薇が舞う。
「クリスタルウォ-ル!!」

カキィィン!!!

ムウが叫ぶと透明の壁がアルデバランの前方を覆った。

カッ。

カキィ。

ピラニアンロ-ズはクリスタルウォ-ルで遮られ、そして跳ね返ってきた。

ピキィ。

ドドォォォン!!

アフロディ-テが避けたピラニアンロ-ズがコロッセオの壁を破壊した。

ゴォォ!!

間髪をいれずアルデバランのグレ-トホ-ンがアフロディ-テを襲う。
「クッ・・・」
かろうじて避けるがムウが追撃を仕掛ける。
「エクスカリバ-!!」
シュラがその瞬間にエクスカリバ-で割り込む。

フッ・・・・

ザッ。

しかし、黄金聖闘士<ゴ-ルドセイント>でもっともサイコキネシスの能力の高いムウはテレポ-テイションで難なくと避ける。
「舞え!!黒薔薇!!ピラニアンロ-ズ!!!」
テレポ-テイションの終了の瞬間にアフロディ-テがピラニアンロ-ズを仕掛ける。

ピキィィン!!

しかし瞬時にクリスタルウォ-ルを貼り跳ね返す。
「クッ。」

ゴオォォォ!!

避けた瞬間にアルデバランのグレ-トホ-ンが放たれる。
「ハッ!!」
シュラがアフロディ-テを押し飛ばしグレ-トホ-ンから回避させる。
アルデバランがグレ-トホ-ンで牽制し、ムウが補助攻撃とクリスタルウォ-ルで防御を行うこの闘法でムウとアルデバランが闘いを優勢に運んでいる。
黄金聖闘士<ゴ-ルドセイント>初のタッグ戦で彼らは最高に相性がいいのだ。
「・・・・・・・・・・・チッ。」
「このままではラチがあかん。」
「だが遠距離攻撃は跳ね返されるぞ。どうする。」

ドオォォォ-ン!!

考えてる間にもグレ-トホ-ンが飛んでくる。
「いくしかあるまい!!」

ダッ!!

シュラが二人に向かって駆ける。

ゴォ!!

向かってくるグレ-トホ-ンを避けつつ真正面からシュラが突っ込む。

カキィィン!!

ムウがクリスタルウォ-ルを貼る。
「ハアァァァァァ!!」

キン!

ピシ・・・・ガシャアアァァァン!!!!!

シュラがエクスカリバ-でクリスタルウォ-ルを砕く!!
「フッ。甘い!!」
ムウが光速拳を繰り出した!!
「星屑に討たれて死の国へと戻れ!!」
「スタ-ダスト・レボリュ-ション!!」
ムウの必殺拳がシュラを襲う。その時・・・・・
「ピラニアンロ-ズ!!」
アフロディ-テがシュラに目掛けて黒薔薇を投げる!!正確にはシュラの周りの空間へ・・・・
「なっ・・・」
ムウの拳がシュラに命中する前に黒薔薇へと触れる。

「ウアアァァァァァ!!」

ムウの拳に激痛が走りムウが倒れる!!

「イヤアアァァァァァ!!」

シュラがエクスカリバ-をムウに振り下ろした。

ガシィィ!!

アルデバランがシュラのエクスカリバ-を白刃取りで受け止める。

「ぬおおおおおおぉぉぉぉ・・・・」

渾身の力で押し合う二人。しかしパワ-はアルデバランに分がある。
「フン!!」

ブオォン!!

アルデバランがシュラを真上に投げた!
「この距離でグレ-トホ-ンを喰らってはお前も終わりだ!!」
アルデバランがシュラの落下位置にピッタリと重なる。そしてギリギリまで近づいたその時・・・
「喰らえ!!グレ-トホ-ン!!」

ゴォォォ!!

アルデバランがグレ-トホ-ンを放った。しかし!!
「フッ。アルデバランよお前は私の術中にはまったのだ!!」
「なにぃ!!」

ガッ!

アルデバランの両脇に足を掛けたシュラがグレ-トホ-ンの威力ごとアルデバランを投げる!
「ジャンピングスト-ン!!」

ドガアアァァァン!!

「ぬううううぅぅぅぅ・・・・・」

ドシャァ・・・・

壁に投げられたアルデバランが崩れるように倒れる。
「去らばだ。アルデバラン。」
シュラがアルデバランの首にエクスカリバ-を振り下ろす。その時・・・・
「スタ-ダスト・レボリュ-ション!!」
「な・なにぃ・・・」
「ウアアアアアァァァァァァァ!!」
立ち上がったムウが光速拳でシュラを攻撃する。

ドン!!

「シュラ!!」
アフロディ-テが駆け寄る。
ムウもアルデバランに駆け寄るが彼は疑問を感じた。
「何故だ?何故、今アフロディ-テはシュラの身を案じたのだ?」
「アテナすらも裏切った彼が何故?」
「仲間を思う心があるのならばアテナに反逆などはしないはず・・・彼はまだその心を持っているのか?」
「では一体・・・・・もしや・・・・・」
「アフロディ-テ。」
ムウが名を呼ぶとアフロディ-テが構えをとる。
「貴方達がアテナを裏切ったのはなにか訳があるのではないのか?」
「私達には言えないような理由が。」
「・・・・・・・・・・そんなものは無い。」
「私達はハ-デス様に忠誠を誓ったのだ!!」
大声で叫ぶように言ったアフロディ-テの言葉・・・・・ムウはそれで確信した。彼らは裏切ってはいない。
だが、理由を話せない以上私も引き下がるわけにはいかない。
如何なる理由があるにせよアテナの首を取ると宣言した以上私も聖闘士<セイント>として引き下がるわけにはいかん。
ムウも静かに構えをとる。

・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

!!

「舞えよ!!死の薔薇!!ブラッディロ-ズ!!」
「降り注げ星屑よ!!スタ-ダスト・レボリュ-ション!!」

ガカァァ!!!!





閃光が走ったあとにコロッセオに立っていたのは・・・・・・ムウ一人だった。
「危なかった・・・・黄金聖衣<ゴ-ルドクロス>を身に付けていなければ確実に私の心臓はこの白薔薇に突き破られただろう・・・・・」
「しかし・・・・彼らがここまでこだわる理由とはいったい・・・・」
「アテナのためか・・・・・・・・」
ムウは一人気づいた疑問に考えを巡らせる。





ガキィン!!

拳を交わす音が聞こえる。場所は聖域入り口の門。
ミロとデスマスクの闘いだった。





あとがきの瞬間(意味不明)

ふ~~~。終わった~~~~。
どうやって闘わすかかなり悩んだよ~~~。
ちっす。未熟SS作成者のがおです。
スタ-ダスト・レボリュ-ション!!好きだなぁ・・・・
次回はミロVSデスマスク♪
蟹と蠍の対決だけど、どっちもどっちって感じだな。聖衣的には。
紫龍VSデスマスクで蟹に龍が倒せるか!!って感じだったけどね。結局負けたし。
ミロもデスマスクも好きですよ~~~。ミロは熱いし、デスマスクは味があるし。
さて、ではバルねこやるかな。
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